FBI、「二重スパイ」使い中国当局者2人摘発 ファーウェイ巡り

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
米連邦捜査局(FBI)に公務執行妨害容疑などで指名手配された中国国家安全省の情報当局者=2022年10月24日、FBI提供・AP
米連邦捜査局(FBI)に公務執行妨害容疑などで指名手配された中国国家安全省の情報当局者=2022年10月24日、FBI提供・AP

 米司法省は24日、中国の大手通信関連企業に対する米当局の捜査情報を不正に入手しようとしたとして、中国国家安全省の情報当局者2人を公務執行妨害容疑などで刑事告発したと発表した。米連邦捜査局(FBI)の「二重スパイ」が中国当局に情報を流すフリをして動向を探っていた。企業名は伏せられているが、告発状の内容から通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の可能性が高く、米中の情報戦の一端が明らかにされた。

 告発状によると、中国の当局者2人は2017年2月ごろ、FBIの捜査官と知り合った。捜査官は中国側との接触をFBI本部に報告。中国側に情報を流すフリをしながら、本部に中国側との接触内容を通報する「二重スパイ」となった。捜査官は17~18年、米政府に関する情報を提供し、計約1万4000ドル(約209万円)の現金や約600ドル(約9万円)相当の宝飾品を中国側から受け取った。

この記事は有料記事です。

残り539文字(全文924文字)

あわせて読みたい

ニュース特集