「大麻の種子は密輸OK?」 法の隙をつく手口を警視庁が初摘発

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警視庁が押収した大麻の鉢植え。自宅で種子から栽培したとみられる=警視庁提供
警視庁が押収した大麻の鉢植え。自宅で種子から栽培したとみられる=警視庁提供

 「大麻を密輸すれば逮捕されるが、大麻の種子であればセーフ」――。法の隙(すき)をつき、密輸した大麻種子を自宅でひそかに栽培して使用する手口が増加している。こうした事態を重くみた警視庁は、新たな捜査手法で摘発に乗り出した。

 「ローリスク・ハイリターンなんですよ」。オランダや東南アジアから大麻種子の輸入を繰り返していたという東京都内の40代男性は話した。

 男性は国際郵便などで種子を密輸し、自宅アパートで発芽させて栽培していた。「野菜と一緒で大麻にも鮮度がある。自分で育てた方が品質を保てます」。ネット上には栽培方法が多数掲載されており、照明などの栽培キットもネットで簡単に手に入ったという。

 栽培行為は大麻取締法で禁じられているが、自宅で隠れて栽培すれば、密輸行為と比べて発覚する危険ははるかに少ない。

 「大麻が見つかれば逮捕されるが、大麻の種子が空輸時に空港で見つかっても没収されるだけ。輸入さえできれば安心していた」。法律に精通している男性は悪びれることなくそう語った。

 改めて大麻関係の法律を確認する。

 大麻取締法は…

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