- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

松江市中心部にある国宝・松江城。天守を中心とした一帯は緑豊かな公園で、市民や観光客の憩いの場となっている。一方、生い茂る樹木の根が石垣を崩壊させたり、火災時に伸びた枝が天守に延焼させたりする恐れがあるとして、松江市は一部の伐採を決めた。「天守が見えやすくなっていい」「景観はどうなるのか」。訪れる人からはさまざまな声が上がっている。
松江城天守は国内に12しかない現存天守の一つ。2015年に国宝に指定された。市によると、公園内にある樹木は約3200本(00年調査時点)。14年度の危険木調査で、石垣を崩壊させる懸念がある「石垣支障木」は485本、園路沿いにあって倒木の危険性がある「園路沿い危険木」が131本確認された。
この記事は有料記事です。
残り764文字(全文1076文字)