防災か景観か…国宝・松江城の樹木、市の一部伐採計画に市民ら賛否

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生い茂る樹木で一部が隠れた松江城天守=松江市殿町で2022年10月19日午後2時12分、松原隼斗撮影
生い茂る樹木で一部が隠れた松江城天守=松江市殿町で2022年10月19日午後2時12分、松原隼斗撮影

 松江市中心部にある国宝・松江城。天守を中心とした一帯は緑豊かな公園で、市民や観光客の憩いの場となっている。一方、生い茂る樹木の根が石垣を崩壊させたり、火災時に伸びた枝が天守に延焼させたりする恐れがあるとして、松江市は一部の伐採を決めた。「天守が見えやすくなっていい」「景観はどうなるのか」。訪れる人からはさまざまな声が上がっている。

 松江城天守は国内に12しかない現存天守の一つ。2015年に国宝に指定された。市によると、公園内にある樹木は約3200本(00年調査時点)。14年度の危険木調査で、石垣を崩壊させる懸念がある「石垣支障木」は485本、園路沿いにあって倒木の危険性がある「園路沿い危険木」が131本確認された。

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