重大少年事件「特別保存」15件 最高裁、有識者に運用の在り方諮問

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
最高裁判所=東京都千代田区隼町で、本橋和夫撮影
最高裁判所=東京都千代田区隼町で、本橋和夫撮影

 重大少年事件の記録が各地の裁判所で廃棄されていた問題で、最高裁は25日、記録を永久的に保存する「特別保存」に指定された少年事件の記録が全国で15件確認されたと公表した。最高裁は特別保存にすべき記録が相当規模で廃棄された可能性があるとして、司法行政に関する有識者委員会(弁護士や大学教授ら3人で構成)に、特別保存の運用の在り方が適切だったかを諮問すると決めた。

 最高裁の内規や通達は、少年事件の記録は少年が26歳になるまで保存すると定める一方、歴史的な価値が高く社会の耳目を集めた事件などは特別保存を義務付ける。最高裁は2020年、前年に東京地裁で重要な憲法判断がなされた民事裁判の記録が廃棄されたことが明らかになったことから、主要日刊紙2紙以上が報道▽最高裁判例集に掲載――された事件など特別保存の運用要領を全国の裁判所に通知した。

この記事は有料記事です。

残り362文字(全文729文字)

あわせて読みたい

ニュース特集