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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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小型旅客船の安全対策費を補助 国交省、23年度から

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観光船沈没事故を受けた国土交通省の事故対策検討委員会の第8回会合=東京都千代田区で2022年10月21日、木下翔太郎撮影
観光船沈没事故を受けた国土交通省の事故対策検討委員会の第8回会合=東京都千代田区で2022年10月21日、木下翔太郎撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省は2023年度、小型旅客船の事業者が安全対策を講じた場合の費用を補助する制度を始める。海に入らず船から避難できるスライダー付きの救命いかだの導入などが対象となる。コロナ禍で打撃を受け、経営面で不安を抱える事業者側からも要望の声が出ていた。

 カズワンの事故は発生から23日で半年が経過したが、乗員乗客計26人のうち、20人の死亡が確認された一方、6人が行方不明のままとなっている。

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【知床観光船事故】

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