タオル端材で航空機ピカピカ 産地・今治とJAL 再利用実験

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タオルメーカー「コンテックス」から提供された今治タオルの端材=松山市の松山空港で2022年10月25日午後5時49分、山中宏之撮影
タオルメーカー「コンテックス」から提供された今治タオルの端材=松山市の松山空港で2022年10月25日午後5時49分、山中宏之撮影

 今治タオルの端材を、航空機に付いた油汚れなどを拭き取る布(ウエス)に活用しようと日本航空(JAL)が実証実験を進めている。柔らかいタオル生地を使うことで機体を傷つけるリスクを減らし、端材の廃棄費も減らせる。SDGs(持続可能な開発目標)の観点から関係者の熱い視線を集めている。

 10月25日夕。松山空港(松山市)に到着したJALの航空機のエンジンやタイヤ周辺の油汚れなどを、今治タオルの端材を手にした整備士がきれいに拭き取っていた。端材はピンクや青、しま模様など多彩。6日前に約20キロがJAL松山支店にウエス用として運び込まれた。整備士からも「品質も良く吸着性に優れ、使い勝手もとても良い」と好評だ。

 同空港のJAL整備部門では現在、裁断した古着をウエスとして使っているが、品質が不均一で調達も安定しないデメリットがあった。今治タオルの端材なら吸水性が良く繊維が柔らかいため、機体や部品を傷つけるリスクを減らせる。

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