太宰治が描いた肖像画見つかる 浮かぶ友人画家・鰭﨑潤の交友

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太宰治が描いた鰭﨑潤の肖像画=鰭﨑家蔵
太宰治が描いた鰭﨑潤の肖像画=鰭﨑家蔵

 作家の太宰治(1909~48年)が友人の画家、鰭﨑(ひれさき)潤(11~89年)を描いた肖像画が、東京都内の鰭﨑のアトリエで見つかった。画家の友人が多かった太宰は、自身も絵をたしなんだことで知られるが、対象を特定できる肖像画は珍しい。手書きの言葉が添えられた献呈本も見つかり、2人の交友関係を示す資料として注目されそうだ。

 太宰は義弟の画家、小館善四郎を通じて鰭﨑と知り合った。39年、太宰は鰭﨑の見つけた三鷹村(現・東京都三鷹市)の借家に甲府市から転居。隣の小金井町(現・小金井市)に住んでいた鰭﨑と互いの家を行き来し、文学・芸術談議に花を咲かせた。

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