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安倍元首相銃撃事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に改めて注目が集まっています。

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「なぜ何も言わぬ」公明の憂鬱 根回し不足の首相 旧統一教会問題

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報道陣の取材に応じる公明党の山口那津男代表=首相官邸で2022年10月14日午後6時19分、和田大典撮影
報道陣の取材に応じる公明党の山口那津男代表=首相官邸で2022年10月14日午後6時19分、和田大典撮影

 「どうして何も言ってこないのか」

 19日昼、国会内の一室。公明党の山口那津男代表は幹部を集めた会合でいらだちを隠さなかった。矛先が向けられたのは、参院予算委員会の休憩のため首相官邸に戻っていた岸田文雄首相だった。

 高額献金などの被害が問題化している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への対応を巡り、首相はこの日午前の審議で前日の答弁を修正した。裁判所に宗教法人の解散命令を請求する要件に「民法の不法行為」が「入らない」としていた宗教法人法の解釈を180度転換し、「入り得る」との新たな見解を示した。

 公明党にとっては寝耳に水だった。しかも首相が答えた相手は野党・立憲民主党の小西洋之氏。山口氏は与党党首の自身に首相が事前連絡をせずに、重要な答弁をしたことを問題視した。

 公明党の支持母体は宗教法人の創価学会。学会にも献金システムがあり、元信者らとのトラブルは起き得る。「政治と宗教」を巡る問題は公明党にとって神経質にならざるを得ない案件だ。他の公明党幹部も首相の唐突な答弁修正に…

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