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大阪府の淀川水系で、本来は北陸などに生息するタナゴの仲間「ミナミアカヒレタビラ」を確認したと、龍谷大、岐阜大などのチームが27日までに発表した。国内の別の地域から持ち込まれた「国内外来生物」で、意図的に放流されたとみられる。チームは「在来種の減少を招く。安易な放流は絶対にしないでほしい」と訴えている。
タビラは日本固有の淡水魚で全長6~10センチ。雄は繁殖期になると腹部が赤くなるなどし、観賞用として人気がある。北陸、山陰地方に生息するミナミアカヒレタビラのほか、キタノアカヒレタビラ(東北)、淀川にもすむシロヒレタビラ(近畿や山陽)など5種類がそれぞれの地域に分布している。いずれも環境省のレッドリストで絶滅の危険性が指摘されている。
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