淀川水系で北陸の淡水魚確認 タナゴの仲間、意図的に放流か

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
2021年5月に、大阪府の淀川水系で捕獲された「ミナミアカヒレタビラ」=龍谷大の伊藤玄客員研究員提供
2021年5月に、大阪府の淀川水系で捕獲された「ミナミアカヒレタビラ」=龍谷大の伊藤玄客員研究員提供

 大阪府の淀川水系で、本来は北陸などに生息するタナゴの仲間「ミナミアカヒレタビラ」を確認したと、龍谷大、岐阜大などのチームが27日までに発表した。国内の別の地域から持ち込まれた「国内外来生物」で、意図的に放流されたとみられる。チームは「在来種の減少を招く。安易な放流は絶対にしないでほしい」と訴えている。

 タビラは日本固有の淡水魚で全長6~10センチ。雄は繁殖期になると腹部が赤くなるなどし、観賞用として人気がある。北陸、山陰地方に生息するミナミアカヒレタビラのほか、キタノアカヒレタビラ(東北)、淀川にもすむシロヒレタビラ(近畿や山陽)など5種類がそれぞれの地域に分布している。いずれも環境省のレッドリストで絶滅の危険性が指摘されている。

この記事は有料記事です。

残り121文字(全文441文字)

あわせて読みたい

ニュース特集