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1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の全記録が廃棄されていた問題で、神戸家裁は27日、記録を廃棄した日が2011年2月28日だった可能性が高いと明らかにした。これまで記録廃棄の時期を「不明」としていたが、事件処理の作業をする旧システムのバックアップデータがパソコンサーバー内から見つかった。過去の他の事件の廃棄時期なども残されていたが、家裁は詳しい調査について最高裁の検討に従って対応するとしている。
神戸家裁は20日に連続児童殺傷事件の記録廃棄を明らかにした際、廃棄時期を記した「事件簿」も廃棄したため、廃棄時期を特定できないと説明していた。その後、事件簿などの探索に携わっていない職員からサーバー内にデータが残っている可能性を指摘され、調べたところ、19年に新システムに移行する際に作成した旧システムのバックアップが残っていたという。
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