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プロ野球「SMBC日本シリーズ2022」の第4戦(26日、京セラ)でオリックスがようやくヤクルトから初勝利を挙げた。「しっかり振る」。指揮官のシンプルな言葉を体現した、今シリーズ初先発のリードオフマンが活路を開いた。
「しっかり振ること。中途半端なスイングをするならちゃんと振らないといけない。打つべきボール、待つべきボールをしっかりやる。『行け』と言っているが、なかなか手が出ない」。オリックスの中嶋聡監督は第3戦に敗れた後、いまいち乗りきれない打線に対し奮起を求めた。1、2戦目は2桁安打、3戦目も8安打を放ったが、好機での一本やつながりを欠いた。
「原点回帰」を求めた第4戦。1番打者には8年目の佐野皓大を今シリーズ初めて先発起用した。3戦まで代走と守備の出場が2試合のみだが、俊足と積極性が持ち味の26歳だ。
一回の第1打席、佐野はヤクルトのベテラン左腕・石川雅規と相対すると、…
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