「新体操のまち」ファン待望、3年ぶり一般客入れフェスティバル
毎日新聞
2022/10/27 11:56(最終更新 11/2 18:51)
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岡山県南西部、広島県境に位置する井原市。全国有数のデニム産地として知られるが、男子新体操が盛んというもう一つの顔がある。毎年12月、全国の強豪による演技会「井原新体操フェスティバル」には各地からファンが詰めかける。新型コロナウイルスの影響で2020年は中止、21年は観客を関係者のみに制限したが、今年は3年ぶりに一般客を入れて開催を目指すこととなった。「新体操のまち」の象徴ともいえるイベントが活気を取り戻そうとしている。
県立井原高校南校地(同市井原町)の武道場。同校新体操部の男子部員たちが、音楽に合わせて一糸乱れぬ演技を見せたかと思うと、すぐに集合してタブレット端末で自分たちの動きを食い入るように見返していた。12月のフェスティバルに向けて団体の演技を構築している真っ最中。堀博太主将(3年)は「3年生にとっては高校最後の演技会。しっかりした演技を披露したい」と力を込める。
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