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プロ野球の日本シリーズは27日、京セラドーム大阪で、セ・パ両リーグでともに2連覇したヤクルトとオリックスが第5戦を戦う。
1年前はテレビで見ていたプロ最高峰の戦いだった。ヤクルトのドラフト1位ルーキー左腕・山下輝が日本シリーズのマウンドに臨む。
4番打者を担う村上宗隆と同学年の山下は千葉・木更津総合高から法大を経て、「即戦力」として入団した。けがで出遅れ、初登板、初先発となった9月22日の中日戦は五回途中2失点で黒星となったが、能力の高さを見せたのは同30日の広島戦だった。
初登板で左打者に多く安打を許したことから、対策の必要性を痛感。わずか1週間で、左打者の胸元に食い込むワンシームを習得した。新球に加えてカーブなど多彩な変化球を駆使して7回3分の2を5安打無失点で初勝利を挙げた。高津臣吾監督は「緩急も使えるし、ストライクが取れる変化球も多い。内角にも投げられるし、プロで成功する大事ないくつかを持っている」と評価する。
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