コートを「掘りまくる」ディグ職人 バレー・山本智大の追加使命

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レシーブの練習に取り組む堺のリベロ・山本智大選手=堺市で2022年10月14日、木村敦彦撮影
レシーブの練習に取り組む堺のリベロ・山本智大選手=堺市で2022年10月14日、木村敦彦撮影

 バレーボールのVリーグ男子1部(V1)は22日に開幕し、堺は大分三好に2連勝し好調な滑り出しを見せた。前回大会の5位から巻き返しを期すチームの中心にいるのは、日本代表の山本智大選手(27)。相手の強烈なスパイクをレシーブし続ける「ディグ職人」だ。

 バレー選手としては小柄な身長171センチの山本選手がこなすのはスパイクを打たず、守備に特化したポジション「リベロ」。だが、コートではコーチングの大きな声が響き渡り、存在感は際立つ。誰がレシーブに入るのか、ネット際でのこぼれ球にどう対応するか、ブロックで相手のスパイクコースをどう制限するか――。常に周囲に指示を出し、チームをまとめ、盛り上げる。千葉進也監督(44)は「安定感があって本当に頼りになる」と話す。

 山本選手は2019年から日本代表に名を連ねると、それまで以上にチームプレーの大切さを再認識した。コートを掘り返すように床すれすれに飛び込んでボールを拾うことから、英語で「掘る」を意味する「ディグ」と呼ばれるレシーブを武器に、守備の中心選手として鳴らしてきた。…

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