宇良を育んだ土俵、「廃業」の瀬戸際から再生へ 関学大相撲部の決意

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取組前に集中する宇良関(奥)=東京・両国国技館で2022年9月25日、北山夏帆撮影
取組前に集中する宇良関(奥)=東京・両国国技館で2022年9月25日、北山夏帆撮影

 大相撲切っての業師を生み出した土俵を朽ちさせるわけにはいかない。

 「技のデパート」として幕内力士の人気者となった宇良関(30)=木瀬部屋=の母校、関西学院大の相撲部が廃部の危機を乗り越え、11月5日に東京・両国国技館で開幕する全国学生選手権(インカレ)に2年ぶりに出場する。2021年は部員が2人しかいない上に、新型コロナウイルスの影響で稽古(けいこ)がままならず欠場。現在も変わらず部員は2人だけだが、インカレ制覇5回の伝統を守ろうと懸命だ。

 部員は2年の小林翔と1年の高橋龍真の両選手。9月25日に堺市であった全国学生個人体重別選手権で、小林選手は100キロ未満級で準優勝。65キロ未満級の高橋選手は1回戦で敗れたが強豪日体大の選手と接戦を演じた。小林選手は「少しでも勝って、周りに恩返ししなあかんと思っていた」と振り返る。

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