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小山市のJR小山駅で半世紀以上愛されながら、今年1月に閉店した立ち食いそば店「きそば」の味を再現する新店舗が県内2カ所でオープンした。引き継ぎたいとの申し出がかつての運営元に殺到。材料やノウハウの提供を受け、伝統の味が復活を果たした。
自慢の太麺と、さば節などを用いた濃厚で甘い関東風つゆ――。きそばは1950年代に開店。2007年公開の新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」に登場する店のモデルとして、熱心なファンの「聖地巡礼」の場にもなった。
だが、JR東日本のグループ会社との契約満了で閉店が決まる。運営元だった中沢製麺の中沢健太社長(41)は「きそばを愛してくれたお客さまに申し訳なく、何かしらの形で復活させたかった」と振り返る。
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