日本でのスパイ活動は? 拘置所で国家安全部元職員が明かした実態
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2016年7月、中国のスパイ取り締まり機関・国家安全部に拘束された日中青年交流協会理事長、鈴木英司氏(65)。拘置所にある「貴賓室」と呼ばれる部屋に入る機会が与えられたのは、17年夏のことだった。
連載「邦人収監」は全3回です。
このほかのラインアップは次の通りです。
【独自】北京空港で目隠し、突然の拘束
第1回 新華社が報じていない話題は違法
第2回 日本の研究者について聴いた取調官
この日、再び寝起きする部屋が変わると看守から指示があった。同室者も変わることになる。
…
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