献本すると売れる…北野天満宮は「書店の神」 明治末期の奉納品発見

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木箱に収められていた「天神記図会」の一式。手前が挿絵の版木、奥が鉛版をつくるための活字の紙型=京都市上京区で、南陽子撮影
木箱に収められていた「天神記図会」の一式。手前が挿絵の版木、奥が鉛版をつくるための活字の紙型=京都市上京区で、南陽子撮影

 学問の神として知られる北野天満宮(京都市上京区)が、かつては書店の神としても信仰を集めていたことを示す、明治末期の奉納品が見つかった。出版された本だけでなく、挿絵の版木と鉛活字の型紙などを全て木箱に収めたもので、一式そろった発見は初めてという。天満宮は「歴史を物語る貴重な事例」として、29日から一式を一般公開する。【南陽子】

 江戸時代以降、書店の間では「天神様に出版物を奉納すると1000冊売れる」と信じられて献本が相次ぎ、境内に「北野文庫」という書庫ができた。

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