引きこもり当事者、仮想空間で交流「社会参加への一歩に」 神戸

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インターネット上の仮想空間で交流する引きこもりの当事者ら=神戸市中央区の市総合福祉センターで2022年10月26日午前11時11分、山本真也撮影
インターネット上の仮想空間で交流する引きこもりの当事者ら=神戸市中央区の市総合福祉センターで2022年10月26日午前11時11分、山本真也撮影

 引きこもりの当事者間で悩みなどを話し、社会復帰への道を探ってもらおうと、神戸市はインターネット上の仮想空間でつながる当事者会を10月から始めた。月1回のペースで続ける予定で、市は「無理のない範囲で交流を重ねてもらい、社会参加へ一歩を踏み出すきっかけになれば」と期待している。

 神戸市には推計で約6600人の引きこもりの人がいるとされる。中央区の市総合福祉センター内に開設した専門窓口の「神戸ひきこもり支援室」が2020年から当事者や家族から相談を受け付けてきたが、「同じ悩みを持つ人や経験者の話を聞きたい」という要望が多く寄せられていた。

 当事者会は、素性を明かしたくない人や自宅を出たくない人も気軽に参加できるよう仮想空間で開催。自宅から氏名や顔を伏せたアバター(分身キャラクター)として参加できる。ミーティングルームやグループワークスペース、休憩スペースなどがあり、当事者は思い思いの部屋で過ごすことができる。

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