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日中国交正常化を記念し、中国から初めてジャイアントパンダ2頭が東京・上野動物園に寄贈されて28日で50年。同園では歴史を振り返る記念のパネル展が始まった。最寄りのJR上野駅前には巨大なパンダバルーンがお目見えするなど、一帯はお祝いムードに包まれた。
パネル展では、1972年に中国から来た雄カンカンと雌ランランの輸送箱も修復して展示。昨年生まれた双子の雄シャオシャオと雌レイレイまで、歴代のパンダの写真と当時の飼育員らの言葉で、飼育の歴史を振り返る。2023年4月9日まで。
埼玉県越谷市の無職、菅沼文江さん(66)は子どもの頃、両親と一緒にカンカンとランランを観覧。「2、3時間並んで見られたのは一瞬。昔は餌など分からないことが多くて大変だったのでは。飼育員の方の努力があっての今です」と話し、パネルをスマートフォンで撮影していた。
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