「1票の格差」広島高裁も違憲状態 7月参院選巡り4件目
毎日新聞
2022/10/28 19:00(最終更新 10/28 19:00)
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「1票の格差」が最大3・03倍だった7月の参院選は、憲法が求める投票価値の平等に反するとして、山口邦明弁護士のグループが広島選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、広島高裁(横溝邦彦裁判長)は28日、「違憲状態」と判断した。大阪、東京、札幌3高裁に続く4件目の判断。無効請求は棄却した。原告側は上告する方針。
二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟16件のうちの一つで、判決は6件目。違憲状態4件(札幌、東京、大阪、広島)、合憲2件(名古屋、松江)と判断が分かれている。高裁判決は11月中に出そろう。その後、最高裁が統一判断を示す見通し。
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