宇都宮に公立夜間中学を 「こぼれ落ちた人救う」 有志呼びかけ

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とちぎ自主夜間中学ではさまざまな年代、国籍の生徒が熱心に勉強をしている=宇都宮市で2022年10月16日午後7時8分、玉井滉大撮影
とちぎ自主夜間中学ではさまざまな年代、国籍の生徒が熱心に勉強をしている=宇都宮市で2022年10月16日午後7時8分、玉井滉大撮影

 「この漢字、なんて読むんですか」「意味はなんですか」――。日も暮れた10月中旬の日曜夕、宇都宮市の施設で「とちぎ自主夜間中学」の授業が始まっていた。生徒約30人は小学生から70代まで年齢はばらばら、国籍も中国やフィリピン、ネパールにスリランカとさまざまだ。20分間の休憩時間があるが、ほとんどの生徒は席を立たない。約2時間、教師役を務めるボランティアの「パートナー」とともに熱心にペンを動かし続けていた。

 義務教育制度からこぼれ落ちた人たちが学び直す場を提供する夜間中学は、行政が設置する公立夜間中学と、ボランティアが運営する自主夜間中学の2種類ある。とちぎ自主夜間中学は、市民が手弁当で運営する自主夜間中学だ。2021年夏に開校したが、新型コロナウイルスの影響で授業が本格的にスタートしたのは秋だった。それでも21年度は6人が県立高校などに進学を果たした。

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