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昨季補殺王の「レーザービーム」 オリックスのサヨナラ勝ち呼ぶ好守

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【オリックス-ヤクルト】一回表ヤクルト2死一、二塁、キブレハンの右前打で本塁を狙った二塁走者の山田の生還を阻止し、ベンチに戻るオリックスの右翼手・杉本=京セラドーム大阪で2022年10月27日、中川祐一撮影
【オリックス-ヤクルト】一回表ヤクルト2死一、二塁、キブレハンの右前打で本塁を狙った二塁走者の山田の生還を阻止し、ベンチに戻るオリックスの右翼手・杉本=京セラドーム大阪で2022年10月27日、中川祐一撮影

 プロ野球「SMBC日本シリーズ2022」の第5戦(27日、京セラ)で、オリックスは6―4でヤクルトに逆転サヨナラ勝ちし、成績を2勝2敗1分けの五分に戻した。緊迫する接戦をものにした勝利に大きく貢献したのは、初回の「ラオウ」の好守だった。

 一回、ヤクルトに1点を先制され、なおも2死一、二塁のピンチだった。ここで6番・キブレハンに右前安打を許したが、右翼手の杉本裕太郎は猛然と打球にチャージし、捕球するやいなや素早く本塁へ返球。ワンバウンドして捕手のミットに「ストライク」送球し、二塁走者の俊足・山田哲人を本塁で刺した。その強肩もさることながら、190センチ、104キロの大きな体の動きに一切の無駄がなかった。

 オリックスファンには周知のことではあるが、杉本は、足も速いし、守備もうまく肩も強い。2021年はパ・リーグ外野手1位の補殺「11」をマーク。21年シーズンは本塁打王に輝くなど、パワーが注目される杉本だが、実は「走攻守」三拍子そろった選手なのだ。

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