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「神の国」「寝てくれれば」――。29日に金沢市で開かれた金沢医科大の創立50周年を記念する式典であいさつし、「つえを突いていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる」と述べた森喜朗元首相(85)は、過去にも問題発言を繰り返してきた。
「日本は天皇を中心とした神の国」。こんな発言が飛び出したのは2000年5月、首相を務めていたときだ。「国民主権」や「政教分離」をうたう憲法に反しており「(戦前の)大日本帝国憲法の考え方だ」などと批判を浴びた。
翌6月には衆院選の最中、世論調査で投票先未定と答えた人が多数いることに触れ「そのまま(選挙に)関心がないといって寝てしまってくれれば」と演説。民主主義の根幹である選挙の否定とも受け取れる発言だった。
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