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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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被災の陸前高田市立博物館、再開へ 「文化財レスキュー」で資料修復

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世界で唯一のツチクジラの剥製。国立科学博物館で修復された=岩手県陸前高田市で2022年10月28日午後3時31分、奥田伸一撮影
世界で唯一のツチクジラの剥製。国立科学博物館で修復された=岩手県陸前高田市で2022年10月28日午後3時31分、奥田伸一撮影

 東日本大震災で全壊した岩手県陸前高田市の市立博物館が再建され、11月5日、11年7カ月ぶりに一般公開を再開する。津波で破損し、全国の博物館の協力による「文化財レスキュー」で修復した資料を中心に約7300点を展示し、今なお続く修復作業も一部公開する。震災後に造成された商業地のそばにあり、市は観光拠点としても位置付けている。

 博物館は1959年、博物館法に基づく東北初の公立博物館として開館。土器や昆虫など約23万点を収蔵していた。だが、震災による津波で全壊し、海洋生物の資料を展示していた「海と貝のミュージアム」など他の3施設と合わせて計56万点が流失した。このうち回収できた46万点について、塩分を抜く塩抜きや除菌などの「安定化処理」を重ね、これまでに30万点超を修復した。

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