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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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不要論や批判も力に 長友佑都が4大会連続W杯 サッカー日本代表

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泥臭く体を張ってプレーする日本代表DF長友佑都(右)=国立競技場で2022年6月6日、吉田航太撮影
泥臭く体を張ってプレーする日本代表DF長友佑都(右)=国立競技場で2022年6月6日、吉田航太撮影

 20日開幕のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表が1日に決定し、DF長友佑都選手(36)=FC東京=がGKを除くフィールドプレーヤーとして初めて4大会連続で選ばれた。

 押しも押されもせぬ存在だった前回大会までとは立場が違う。カタール大会の出場権を懸けたアジア最終予選では途中交代でベンチに下がる試合が増え、インターネット上などで年齢的な衰えを指摘する容赦ない「不要論」にさらされた。

 「厳しい批判や意見の中に自分を成長させるチャンスが眠っている。日本代表を背負っている以上、ダメなら批判されて当然です」

 フル代表デビューから14年を過ぎても、ピッチに立つプライドは色あせない。叱咤(しった)激励をパワーに変え、今年2月の最終予選、強敵サウジアラビア戦では攻守に躍動し追加点をアシストした。

 「代表への思いがなかったら、これだけ批判を浴びて普通は逃げますよ。だけどW杯で戦いたい。自分の夢は変わらない。今日ダメだったら、もうダメだと思っていた」

 代表への思いがさらに強くなった理由は、4年前にある。…

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