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三浦璃来・木原龍一組|Fun!フィギュア

北京五輪では日本勢初入賞の7位。3月の世界選手権は日本勢最高の2位。愛称「りくりゅう」がペアの歴史を塗り替える

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「すごい頑張ったもんね」りくりゅう“ホーム”で頂点 スケートカナダ

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ペア・フリーで演技する三浦璃来(左)、木原龍一組=カナダ・ミシソーガで2022年10月29日、吉田航太撮影
ペア・フリーで演技する三浦璃来(左)、木原龍一組=カナダ・ミシソーガで2022年10月29日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日は29日、カナダのミシソーガで各種目のフリーが行われ、ペアはショートプログラム(SP)1位の三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)がフリー138・63点、合計210・02点で優勝を果たした。三浦選手、木原選手組はGP初優勝。日本ペアとしてもGP初制覇の快挙となった。

 演技を終えると、木原選手は体力を使い果たしたのか、氷上にうつむいた。その体を三浦選手は温かく包み込み、背中をポンポンとたたいてねぎらう。「りくりゅう」の愛称で親しまれる2人は、ついにGP大会の頂点を極めた。木原選手は「今回の優勝は日本にとって、ペアにとって、大きな一歩だ」と胸を張った。

 日本ペアGP初優勝が懸かる最終滑走。厳かなピアノの旋律に乗せ、冒頭のツイストリフトは奇麗に決まった。続く3―2―2回転の連続ジャンプは…

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