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高校野球秋季大会2022

2022年の秋季高校野球トップページです。全国10地区で、新チームによる「秋の王者」が決まります。

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好投の東邦エース・宮国 戦略駆使し優勝導く 秋季高校野球・東海大会

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先発した東邦の宮国凌空投手=静岡・草薙球場で2022年10月30日午前10時半、岸本悠撮影 拡大
先発した東邦の宮国凌空投手=静岡・草薙球場で2022年10月30日午前10時半、岸本悠撮影

 高校野球の秋季東海大会は30日、静岡・草薙球場で決勝があり、東邦(愛知)が常葉大菊川(静岡)を7―2で破り、4年ぶり12回目の優勝を果たした。

 守備陣が計4失策しながらも、東邦が締まった展開に持ち込めたのは、エース右腕、宮国凌空(りく)投手(2年)の計算された投球があったからこそ。準決勝からの連投の疲労も感じさせず、8回4安打2失点と好投した。

 前日の大垣日大(岐阜)戦では九回途中まで134球を投じて4失点だったが、ストレート主体だった。そこで、「決勝は(相手が)ストレートに張ってくるのでは。変化球を中心に投げよう」と決めていた。

 一夜明けると、宮国の思惑通りに進んだ。スライダーやフォークを投げると、相手打者はストレートを狙っていたかのようなタイミングでスイングしてくる。うまく術中にはめた。失策が絡んだ一回2死一、二塁も変化球を意識させて、最後は空振り三振に切って取り、ピンチを脱出した。

 秋の愛知大会で本調子ではないことを自覚し、「球速を求めるのではなく、(球の)キレやコントロールで勝負しよう」と決めたことで、これまでになく投球が安定した。背番号「1」として、チームを4年ぶりの東海王者に導いた。

 リリーフ陣には、決勝でも最後を締めた岡本昇磨や身長188センチの大型右腕・山北一颯(かずさ)も控えており、投手陣は充実している。「後ろが信頼できるから、安心して飛ばしていける。(11月の)明治神宮大会でも優勝したい」とエースは宣言した。【岸本悠】

【高校野球秋季大会2022】

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