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ソウル雑踏事故

ソウルの路上で2022年10月29日、多くの人々が折り重なるように転倒、150人以上が死亡する雑踏事故が発生。

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韓国警察「人の流れ管理せず」 ソウル雑踏事故、当局へ批判強まる

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転倒事故に巻き込まれ、担架で運ばれる負傷者ら=ソウルで2022年10月30日午前1時すぎ、渋江千春撮影
転倒事故に巻き込まれ、担架で運ばれる負傷者ら=ソウルで2022年10月30日午前1時すぎ、渋江千春撮影

 韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で29日に起きた雑踏事故について、韓国警察庁の関係者は31日、「現場では人の流れを管理していなかった」と明らかにした。韓国国内では「政府とソウル市は惨事を防げなかった」(保守系の朝鮮日報)など当局の安全管理に問題があったとの批判が強まっている。

 事故の死者数は154人となった。犠牲者には日本人女性2人が含まれ、北海道根室市出身の冨川芽生さん(26)のほか、別の1人が埼玉県出身の小槌杏(こづちあん)さん(18)とみられることが、関係者の話で新たに判明した。

 警察庁の関係者によると、梨泰院周辺で警備にあたった警察官は137人。保守系の東亜日報によると、現場に近接する地下鉄・梨泰院駅の29日の乗降者数は約13万人で、警備にあたる警察官の数が少なすぎたとの指摘が出ている。しかも、29日に現場に出動した警察官の多くは麻薬取り締まりなどを目的に配置されていた。一方、朝鮮日報によると、29日午後9時までソウル中心部の光化門(クァンファムン)と大統領府がある竜山…

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