サイバー攻撃、身代金要求も 大阪・総合病院のシステム障害

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システム障害の状況を説明する大阪急性期・総合医療センターの岩瀬和裕病院長(右)=大阪市住吉区で2022年10月31日午後8時32分、澤俊太郎撮影
システム障害の状況を説明する大阪急性期・総合医療センターの岩瀬和裕病院長(右)=大阪市住吉区で2022年10月31日午後8時32分、澤俊太郎撮影

 大阪市住吉区の「大阪急性期・総合医療センター」で31日、電子カルテシステムに障害が発生し、入院患者の緊急以外の手術や外来診療を停止した。コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃が原因とみられる。復旧の見通しは立っていない。この影響で、患者600~1000人の診療ができなかった。センターは「直接人命に関わる事態はなかった」としているが、1日以降も診療日や手術の延期などで、同規模の影響が出る見通し。

 センターによると、31日午前7時ごろ、サーバーの障害を職員が確認。同8時半ごろ、業者の調査でランサムウエアの攻撃と判明した。サーバー上の画面には、英語で「全てのファイルは暗号化された。復元したければ、指定のアドレスにメールを送りビットコインで支払え。金額はメールを送る時間で変わる」と、データの「身代金」を要求するメッセージが表示されていた。発信者は不明。センターは「金銭を支払う考えはない」として…

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