「風流踊」無形文化遺産に登録へ ユネスコが勧告 伝統継承に励み

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徹夜おどりが始まり、げたを鳴らして踊りを楽しむ人たち=岐阜県郡上市八幡町で2022年8月13日午後8時16分、兵藤公治撮影
徹夜おどりが始まり、げたを鳴らして踊りを楽しむ人たち=岐阜県郡上市八幡町で2022年8月13日午後8時16分、兵藤公治撮影

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関は、盆踊りなどとして伝承されてきた24都府県41件の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」を無形文化遺産に登録するよう勧告した。文化庁が1日発表した。11月28日から12月3日までモロッコで開かれるユネスコ政府間委員会で、勧告通り登録が正式決定する見通し。各地の踊りは人口減少や高齢化による担い手不足が課題となっており、登録が実現すれば、伝統継承の励みとなりそうだ。

 永岡桂子文部科学相は1日の記者会見で「地域の活力の源として大きな役割を果たしていることが評価された。政府間委員会での登録(決定)に向け、最善を尽くしていきたい」と語った。

 風流踊は華やかな衣装をまとい、太鼓や笛のはやし、歌に合わせて踊るのが共通の特徴。豊作祈願や厄災払い、先祖供養など地域の歴史や風土を反映した祈りが込められている。日本3大盆踊りの「郡上踊(ぐじょうおどり)」(岐阜)や「西馬音内(にしもない)の盆踊」(秋田)が含まれ、いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 文化審議会が2020年2月、23都府県の37件をまとめて一つの遺産とみなし、候補に選定。同年3月に政府がユネスコに登録申請した。21年3月に「対馬の盆踊」(長崎)など4件を追加し、再申請した。

 国内…

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