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第47回社会人野球日本選手権

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NTT東日本、相手の虚を突く奇襲 ミスを味方に 日本選手権

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【西部ガス-NTT東日本】五回裏NTT東日本無死一塁、佐久本が左翼線二塁打を放つ=京セラドーム大阪で2022年11月1日、山田尚弘撮影
【西部ガス-NTT東日本】五回裏NTT東日本無死一塁、佐久本が左翼線二塁打を放つ=京セラドーム大阪で2022年11月1日、山田尚弘撮影

 第47回社会人野球日本選手権大会は第3日の1日、京セラドーム大阪で1回戦があり、前回大会と今夏の都市対抗野球大会でともに4強入りしたNTT東日本が5―2で西部ガスに逆転勝ちし、3大会連続で2回戦に進んだ。ミスを味方に、相手の虚を突く奇襲が勝敗を分けた。

「本当にできすぎな打球」

 一つの失策や四死球、サインミスで試合がひっくり返るのが野球であり、そこに面白さがある。ミスをした側が流れを引き寄せる結果になったらどうか。さらに面白い。

 NTT東日本は1点を追う五回。先頭が四球で出塁し、続く佐久本一輝が右打席に入った場面でベンチが動いた。カウント1―1。バントの構えからバスターエンドランを仕掛けると、痛烈な打球は三塁手と三塁ベースのわずかな隙間(すきま)を抜け、無死二、三塁の絶好機を創出した。

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残り707文字(全文1054文字)

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