特集

円安と物価高

日本の物価が上がっています。円安・ドル高もコスト上昇に拍車をかけ、賃上げの動きも見られます。

特集一覧

特集ワイド

金融緩和続ければ170円も 「ミスター円」元財務官・榊原英資さんに聞く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
インタビューに答える元財務省財務官の榊原英資さん=東京都港区で2022年10月21日、幾島健太郎撮影
インタビューに答える元財務省財務官の榊原英資さん=東京都港区で2022年10月21日、幾島健太郎撮影

 円安は一体、どこまで進むのか。東京外国為替市場の円相場は10月に1ドル=150円を超え、1990年以来の円安水準を更新。2011年に付けた戦後最高値の75円32銭から、10年余で円の価値は半分になった。この危機的に見える状況を「ミスター円」はどう考えるのか。元大蔵省(現財務省)財務官の榊原英資さん(81)を訪ねた。

 東京都内のビルの一室。インド経済研究所の名札が掛かる玄関を進むと、榊原さんが迎えてくれた。「これからはインドの時代」と、自ら設立した研究所の理事長を務めているのだ。

この記事は有料記事です。

残り2764文字(全文3006文字)

【円安と物価高】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集