高校野球 リーグ戦活況 口コミで参加120校、8年で20倍

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 高校球界に異変が起きている。これまで縁遠かったリーグ戦が急拡大しているのだ。しかも口コミだけで。その謎と魅力に迫った。

「選手が成長する」

 高校野球は参加校数が多く日程消化が大変なためトーナメント開催が主だ。しかし、2015年にわずか6校で始まったリーグ戦「LIGA Agresiva」(リーガ アグレシーバ)は今年、約120校が参加する大所帯となった。積極的な宣伝もしていないのにわずか8年で20倍。指導者が周囲にメリットを話し評判が広がった。

 創成期から参加する新潟・北越高の小島清監督(47)は「ただの口コミ。私も聞かれれば『選手が成長する。絶対参加した方がいい』と言います」と話す。高校野球の監督は横のつながりが非常に強い。ゆえに「リーガ」は全国20都道府県の18地区でリーグ戦を実施するまでに成長した。

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