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KDDIは2日、7月に発生した大規模な通信障害の対策として、今後3年間で500億円を投資すると発表した。通信制御をソフトウエアが行う技術や人工知能(AI)による障害検知・復旧システムを導入する。同日の決算記者会見で高橋誠社長は「スマートフォンは代替の利かない重要な基盤だと改めて感じた。信頼のネットワークを作っていきたい」と述べた。
7月2日に起きた大規模な通信障害では全国で3091万人以上が、61時間25分にわたり音声通話やデータ通信を利用しづらい状態が続いた。金融機関の現金自動受払機(ATM)や物流などにも影響した。KDDIは総務省から行政指導を受けており、対応策をまとめた報告書を1日に同省に提出した。
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