「ミュー粒子」で台風の構造初観測 東大など、英科学誌で発表

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ミュー粒子の観測による台風の密度を表した図。緑から赤になるに従い、密度が低下する=田中宏幸・東京大国際ミュオグラフィ連携研究機構長提供
ミュー粒子の観測による台風の密度を表した図。緑から赤になるに従い、密度が低下する=田中宏幸・東京大国際ミュオグラフィ連携研究機構長提供

 宇宙から飛んでくる素粒子の一種「ミュー粒子」を使い、台風の構造を観測することに世界で初めて成功したと、東京大などの国際チームが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。ミュー粒子はこれまで遺跡や火山、原発などの内部構造の透視に用いられてきたが、大気現象の観測は初めてという。

 ミュー粒子は、宇宙から降り注ぐ宇宙線が地球上空約300キロの大気と反応してできる。極めて強い透過力を持ち、同様に物質を透過するエック…

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