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「1票の格差」が最大3・03倍だった7月の参院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、沖縄選挙区の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁那覇支部は2日、「合憲」と判断し、無効請求を棄却した。全国14の高裁・高裁支部に計16件起こされた訴訟の9件目の判決で、合憲は4件目。原告側は即日上告した。
谷口豊裁判長は判決理由で、最大格差は3・00倍だった2019年選挙から大きく広がっておらず、国会で参院の選挙制度改革を巡る議論が重ねられてきたとして「違憲の問題が生じる程度の著しい不平等はなかった」と指摘した。
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