俳句作ったのはヒト?AI? 「見分けられない」京大実験で判明
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人間は人工知能(AI)が作った俳句と人間が作った俳句とを見分けられず、AIが作成した中から人間の目を通して選んだ句を高く評価する傾向があることを、京都大の研究チームが心理実験で確かめた。AIを活用した創作活動が近年盛んになっており、2日に成果を発表した同チームは「人間とAIの協力で、より創造的なアートを生み出せる可能性が示唆された」としている。
京大人と社会の未来研究院の上田祥行(よしゆき)特定講師(認知科学)らのチームは、AIが大量に作成した俳句から無作為に選んだ20句と、選出に人間3人が関わった20句、歳時記に掲載されている小林一茶や高浜虚子ら俳人の作品40句を用意。男女計385人にオンライン調査で評価してもらった。
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