麦みそに「みそと名乗るな!」 老舗店あぜん、行政の不可解な指導

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麦みその商品を創業時から使う木だるの上に並べる井伊商店3代目の井伊友博さん=愛媛県宇和島市の同店で2022年10月29日午後7時37分、鶴見泰寿撮影
麦みその商品を創業時から使う木だるの上に並べる井伊商店3代目の井伊友博さん=愛媛県宇和島市の同店で2022年10月29日午後7時37分、鶴見泰寿撮影

 愛媛県が10月、宇和島市に伝わる伝統食品「麦みそ」の老舗店に突然、「みそと名乗るな」と迫り波紋を広げている。3代目店主は「古里の伝統的な麦みそが否定されたようで、驚がくとさみしさしかない」と語る。いったい何が問題なのか。取材を進めると、県が判断基準とする法的根拠が不明瞭であり、議論の余地があることが分かった。みその表示をやめるように指導した県も「再検討する」としている。

 「当店の麦味噌(みそ)が『味噌』と名乗れなくなりそうです」

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