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大関の負けぬ日はなし…

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正代(右)を攻める貴景勝=東京・両国国技館で2022年9月25日、三浦研吾撮影
正代(右)を攻める貴景勝=東京・両国国技館で2022年9月25日、三浦研吾撮影

 延び延びになっていた照ノ富士と正代の昇進披露パーティーが10月に東京都内で開かれた。照ノ富士の横綱昇進は昨年の9月場所だからほぼ1年たった。正代のほうは一昨年11月場所の大関昇進だから2年近い。

 相撲界では場所前の激励会や場所後の打ち上げのほかに大関、横綱昇進時などにパーティーを開いている。昇進披露は晴れがましい席だが、下世話な話をすれば後援者からのご祝儀にあずかる大事な行事だ。新型コロナウイルス禍のなかでは自粛もやむを得ず、待ちに待った開催だった。

 とはいえ照ノ富士は9月場所で古傷の両ひざを痛めて途中休場。正代は大きく負け越して5回目のカド番になっての昇進披露になってしまった。

 それでも照ノ富士のパーティーには稀勢の里の約1500人には及ばなかったが約1100人、1週間後の正代のパーティーには8代、11代横綱の2人の不知火を出している相撲どころの地元・熊本などから400人ほどが集まったから、ファンというのはありがたい。両方のパーティーに出席した大相撲関係者によると「横綱はケガについての話題が多く、大関のほうはこのところの成績を考えればどうしても『昇進祝い』というより『激励会』の雰囲気だった」と苦笑いしていた。

 10月末には11月場所の番付が発表され、御嶽海のしこ名が大関から関脇へと小さくなった。御嶽海は大関を4場所しか務めていなかったからこちらは昇進パーティーを開く前に陥落だ。カド番で迎えた7月の名古屋場所は、部屋に新型コロナ感染者が出て2勝4敗で休場。特例で陥落を免れたのに9月場所は覇気がなく、休場せずに最後まで土俵を務めて正代とともに4勝11敗。

 勝ち越した貴景勝にしても相撲内容はいまひとつ。首の状態はかなり悪いようで持ち味の頭…

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