車いすで砂遊び、遊具に背もたれ 「インクルーシブ公園」広がる
毎日新聞
2022/11/4 16:00(最終更新 11/4 16:04)
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子どもたちの遊び場に新しい潮流が生まれている。障害があってもなくても、どんな人でも遊べる「インクルーシブ公園」が、東京都内を中心に続々と整備されている。ブランコや滑り台といった定番の遊具は、より遊びやすく進化し、これまで公園から足が遠のいていた人でも安心して過ごせる空間へと様変わりしている。
東京都世田谷区の都立砧公園の一角に、「みんなのひろば」という遊び場がある。この遊び場で10月12日、公園を運営する東京都公園協会と、子どもの遊びの支援に取り組む一般社団法人「TOKYO PLAY」が見学会を開いた。
「ここは東京都で初めて『インクルーシブ公園』、障害の有無を問わず、誰もが遊べる公園として誕生しました。『インクルーシブ』という名前を付けて、もっと遊びやすくしようという動きが始まっています」。案内役を務める「TOKYO PLAY」の神林俊一さん(36)が語り掛けた。
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