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南米ブラジルで2日、大統領選で敗北した右派、ボルソナロ大統領の支持者らが、各地の軍関連施設の前で選挙結果への不服を主張する抗議デモを行った。10月30日の決選投票で左派、ルラ元大統領が勝利して以降、ブラジルではトラック運転手らが道路を封鎖するなど、ボルソナロ氏支持派の不満が表面化している。
最大都市サンパウロ市にある陸軍の南東部軍司令部前。雨が降る中「秩序と進歩」との標語が記された緑、青、黄、白のブラジル国旗を背中にまとった人々が通りを埋め尽くした。
「私たちの国旗は決して(ルラ氏が所属する労働者党のシンボルカラーの)赤にはならない」。ルラ氏を批判するシュプレヒコールが上がる中、上空では花火が鳴り続けた。選挙結果への軍の介入を促す内容のメッセージも掲げられた。地元メディアによると、約3万人が集まったとみられる。
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