台風19号で「全滅」したイチゴハウス 簡単ではなかった復活への道

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丁寧に古い葉を取る嶋田有希さん=栃木県足利市稲岡町で2022年9月30日午前10時0分、鴨田玲奈撮影
丁寧に古い葉を取る嶋田有希さん=栃木県足利市稲岡町で2022年9月30日午前10時0分、鴨田玲奈撮影

 2019年の台風19号は農業にも大きな打撃を与えた。栃木県足利市稲岡町で両親とともにイチゴ農家を営む嶋田有希さん(29)のビニールハウスも濁流にのみ込まれ全壊した。約1年かけて復旧し、現在は、建て直したハウスに高い位置で栽培する「高設栽培」を導入、とちおとめととちあいかを育てている。「復活できたのは支えてくれた人たちのおかげ」と近く始まる収穫に向けて汗を流す。【鴨田玲奈】

 19年10月12日夜、近所の人から「外がすごいことになっている」と電話があった。自宅2階の窓から外を見ると、向かいにあるビニールハウスの天井まで水があふれているのが分かった。近くを流れる旗川から大量の水が流出していた。

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