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避難先で出会った「書」 ウクライナ女性、大字「月下」が表す縁

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茅ヶ崎市内の書道教室で、大字の作品に挑むバルバラ・コルニエバさん=神奈川県茅ケ崎市矢畑で2022年10月14日、田中成之撮影
茅ヶ崎市内の書道教室で、大字の作品に挑むバルバラ・コルニエバさん=神奈川県茅ケ崎市矢畑で2022年10月14日、田中成之撮影

 ウクライナから神奈川県茅ケ崎市に避難してきた女性が、市内の書道教室で書に取り組んでいる。バルバラ・コルニエバさん(27)。「日本の伝統、文化が感じられる」と書の魅力を話すバルバラさんが、書に出会うまでの経緯を取材した。【田中成之】

 書の指導者は同市矢畑で「一美(いちび)書道教室」を主催する小川對山(たいざん)さん。取材に訪れた際にバルバラさんが取り組んでいた文字は「月下」だった。90センチ×120センチの大きな画仙紙に、2本の筆を組み合わせた「合筆」を使って大書。甲骨文字での「月下」を、この日は4枚書いた。「月」の中の線がはみ出すと小川さんが「はみ出さないように」と身ぶりで指導していた。

 作品の左下の小さな文字は「月下」についてのウクライナ語の説明と自身の署名だ。小川さんは「彼女は日本語ができないので、絵画に近い甲骨文字が合うと思った」と話す。バルバラさんに「月下」という字を書く感想を聞くと、「ウクライナで見る月と、日本という東洋で見る月は同じ。そのつながりがあることが重要でおもしろい」と英語で語ってくれた。

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【ウクライナ侵攻】

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