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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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互いに理解深めあって 避難のろう者ボズコさん、群馬大生らと交流 4言語で談笑「良い化学反応」 /群馬

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出身地について話すボズコ・ボロジミールさん(奥右)と群馬大の留学生ら(手前)=前橋市荒牧町の群馬大荒牧キャンパスで2022年10月23日、川地隆史撮影
出身地について話すボズコ・ボロジミールさん(奥右)と群馬大の留学生ら(手前)=前橋市荒牧町の群馬大荒牧キャンパスで2022年10月23日、川地隆史撮影

 ロシアによる侵攻を受けてウクライナから日本に逃れてきた人の中には、聴覚障害者もいる。みどり市で避難生活を続けるボズコ・ボロジミールさん(48)はその一人だ。慣れない外国で、どのような思いで暮らしているのだろうか。ボズコさんらウクライナから避難したろう者と留学生、群馬大で手話を学ぶ日本人学生らの交流イベントを通して考えた。【川地隆史】

 イベントは10月下旬、手話通訳者の養成を目指す群馬大手話サポーター養成プロジェクト室が開催した。企画したのは、同室の下島恭子さん。「ろう者の生活は身近ではなく、違う国となるとますます分からない。『知らない』で終わらせず、そういう人がいることを交流の場を通して知ってほしい」と思い立った。

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【ウクライナ侵攻】

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