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来春の大阪府知事・大阪市長のダブル選まで半年を切った。2019年の前回選では、知事・市長の座を握る地域政党「大阪維新の会」に対し、自民党や公明党、共産党などが「維新包囲網」を築いた。だが、今回は様相が異なる。各党の足並みがそろわず、反維新勢力の結集が微妙になっている。
「どのような形(構図)になるか承知しておらず、特に決まったスタンスはございません」。10月29日、大阪市内であった公明府本部大会後の記者会見。府本部の石川博崇代表(参院議員)はダブル選への対応を問われ、曖昧に答えた。
前回選で公明は、知事・市長ともに自民が擁立した候補を「府本部推薦」で支援し、反維新陣営に回った。だが、結果は惨敗。維新が公認した吉村洋文知事、松井一郎市長の圧勝に終わった。
どうして今回はまだ態度を決められないのか。…
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