SMBC日興再建、茨の道 体制一新も事件の衝撃大きく 長期戦覚悟

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SMBC日興証券の本社が入るビル=東京都千代田区で2022年3月18日、松尾知典撮影
SMBC日興証券の本社が入るビル=東京都千代田区で2022年3月18日、松尾知典撮影

 SMBC日興証券による相場操縦事件をめぐり、同社は4日、近藤雄一郎社長を半年間無報酬とする社内処分を発表した。日興は経営体制、業務内容の抜本的な見直しを進めているが、事件の影響はいまだ大きく、再生に向けたハードルは高いのが実情だ。

 日興が10月31日に発表した2022年9月中間決算は、最終(当期)損益が94億円の赤字となり、09年の三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下入り後、中間期としては過去最大の赤字を記録した。

 日興によると、事件の影響で株式や債券の取引を取りやめる顧客の動きが続いており、売上高に当たる純営業収益が中間決算時点で250億円程度、下押しされたという。三井住友FGはこれまで事件の影響額について「通期で200億円前後」と説明してきたが、予想以上の下押し圧力にさらされた形だ。

 日興…

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