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北九州市60年

5市合併で北九州市が誕生し2023年2月で60周年。「九州初の100万都市」の歴史を振り返り未来を展望します。

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「老いの豊かさ提供」思いやりのまちへ サンレー佐久間社長

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著書でも北九州市での「高齢者特区」作りを提唱している佐久間社長=北九州市小倉北区で2022年9月29日午後4時9分、山田宏太郎撮影
著書でも北九州市での「高齢者特区」作りを提唱している佐久間社長=北九州市小倉北区で2022年9月29日午後4時9分、山田宏太郎撮影

 5市が合併して誕生した福岡県北九州市は2023年2月で市制施行60周年を迎える。60年を街とともに歩んだ各界の人々を訪ね歴史を振り返り、これからの都市像を考える。

    ◇

 冠婚葬祭業「サンレー」(小倉北区)の佐久間庸和(つねかず)社長(59)は、北九州市誕生と同じ1963年生まれ。経営する松柏(しょうはく)園ホテル(同区)では旧5市合併の際、市長らの会合も開かれたという。「そうした縁から北九州市は同級生という思いがあり、いつまでも輝いていてほしい存在」。市は少子高齢化・人口減が進むが、コンパッション(思いやり)を掲げた都市づくりを提唱している。

 小学校では社会の授業で出てくる「四大工業地帯の一つ北九州工業地帯」が誇らしかった。今では北九州市は政令市で最も高齢化率が高く、人口も100万人を切り衰退が言われる。しかし「高齢者が多いことは北九州の強み。それを悪いことと思い込んできたことが意気消沈してきた原因」と訴える。

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