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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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県内ヤングケアラー比率 全国平均を上回る 理由分析へ /千葉

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 県が、家族の介護や世話を日常的に行う子ども「ヤングケアラー」について実態を調べたところ、小学6年生の14・6%、中学2年生の13・6%、高校2年生の10・5%が「お世話をしている人がいる」と答えた。県が4日に発表した。

 2020、21年度に国が実施した調査の全国平均は、小6が6・5%、中2が5・7%、高2が4・1%だった。今回の調査で各学年のヤングケアラー比率が全国平均を大きく上回った理由について、県は分析することにしている。

 県の調査は7~8月、政令市である千葉市の管轄校を除く県内のすべての公立と協力を得られた私立の小6、中2、高2の児童・生徒計11万6632人を対象に実施。1万1450人(9・8%)が回答した。

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