「こんな父親でごめん」アルコール依存症の男性が誓った再起

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「酒が唯一の逃げ場だった」と語る男性=長野県上田市内で2022年5月18日午後1時39分、坂根真理撮影
「酒が唯一の逃げ場だった」と語る男性=長野県上田市内で2022年5月18日午後1時39分、坂根真理撮影

 夫の飲酒運転を警察に通報したのは、16年連れ添った妻だった――。長野県上田市の自営業の男性(46)は2021年6月、妻の通報で駆けつけた警察官に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。執行猶予付きの有罪判決を受けた男性は自身の振る舞いを悔い、アルコール依存症の専門病院に通い始めた。だが、アルコール依存症の疑いがある患者が専門病院につながるケースは少ないという。10日から始まる「アルコール関連問題啓発週間」を前に、依存症治療の課題を探った。【坂根真理】

 21年6月6日深夜。男性は自宅で一人、ウイスキーを飲んでいた。ひと瓶を飲み干しても「まだ足りない」と思い、自らハンドルを握って市内の繁華街に繰り出した。

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